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2007-01-03 Wed 00:48
明けましておめでとうございます。
いよいよ三が日も最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか? 去年は自分のプライベートで結構やりたいことを やった気がします。 本当に久々の海外に行けたのが一番! 大好きな国内一人旅も結構できました。 だいぶ物欲も満たしましたし・・・。 今年は、確定はしていないものの、自分の立場に激変が 起こる可能性がありそうです。 やりたいことをやりたいようにやれるのは、もしかすると去年が 最後だったかな・・・。 怖いような、ちょっとワクワクするような。 いつも私の事を気にしてくれている皆様、 本当にありがとうございます。 たまに私の事を思い出してくれる皆様、 本当にありがとうございます。 そんな皆様の周囲の方々にも、心から感謝を。 あなたたちが居るから私が居ます。 今年がいい年でありますように。 |
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2006-12-19 Tue 18:12
espressamente illy 日本橋に寄りました。
日本橋高島屋の向かって左手に出来たバール形態のお店です。 まだHPが無いようなので、こちら。 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/32419.html 確か、元みずほ銀行の店舗だったと思いますが、天井が高く、 広い店内はなかなかのもの。 内装はオレンジとステンレスでまとめてあり、お洒落ですが、 ホッとするという雰囲気では無いかも知れません。 カウンターも鏡面仕上げのステンレス基調なので、 掃除が恐ろしく大変そうです。 入り口に花屋、奥にNECのギャラリーがあります。 花屋とカフェの融合というのは良いアイディアだと思います。 ただ、天井が高く、スペースが広大な店舗でないと、 花の香りがコーヒーの香りに干渉してしまうでしょう。 肝心の味ですが、なかなか美味しかったと思います。 さすがillyです。フード類も結構充実しているようですので、 次回チャレンジしてみます。 些か気になる点としては、オーダーを受けるカウンターがそのまま シンクに繋がっていて、客の目につくところに調理に使用したと思しき ザルだのボウルだのが積み上げられて見苦しい点と、 設計上裏手を設けられなかったからか、店内を店員が生ゴミの 大きな袋を持って通り抜けていくところでしょうか。 せっかくお洒落な店内なのですから工夫が欲しいところです。 |
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2006-11-20 Mon 00:46
先月の国立劇場の感想を書くモチベーションが
全く上がらないままあっという間に11月も後半に 入ってしまいました。 まあ例によって吉右衛門が素晴らしかったのと、 梅玉の趣のある芝居が良かったのと、 富十郎に味があったのと、芦燕が内蔵助相手に 「大星殿」と呼びかけていた、そういうお芝居でした。 今月は昼の部のみ鑑賞です。 「伽羅先代萩」、菊五郎の政岡、仁左衛門の八汐・細川勝元 団十郎の仁木弾正。 政岡は全体的にさらっとした印象。江戸のやり方だそうですが もうちょっと生々しくやった方が私としては好みです。 仕草や型は非常に立派で上手なのだろうとは思うのですが。 団十郎は大きくて堂々たる存在感が良かったと思います。 特に「刃傷」は流石の迫力でした。 しかし何と言っても出色は仁左衛門。 八汐は、大きくて、憎々しくて、怖くて、面白くて、 セリフの間の取り方、人格の絶妙なバランス感覚が 本当に見事で、観る者を劇中に絡め取って離しません。 薄ら笑いを浮かべながら、幼い子供をなぶり殺す役なのに 観客を「心底嫌な気分」にはさせない力量は誠に 凄まじいものだと思います。 更に素晴らしいのは細川勝元。 これ美味しいところを全て持って行く役で、 才気煥発にして弁舌爽やかな裁き役、 本当に格好の良い正義の味方です。 しかし、この役の恐ろしいところは、芝居の最後。 刀傷を負って瀕死の老人(段四郎演ずる外記左衛門)に対し 「一差し舞え」と命ずるのです。 この言葉にいかに「説得力」を持たせるか。 息も絶え絶えの老忠臣に無体な要求をする馬鹿殿に見えては 元も子もありません。 仁左衛門の芝居はまさに「腑に落ちる」芝居。 刀傷は致命傷、最早万に一つも命は助からない、 ならばその忠義を愛で、華やかに送って武士の誉れとしてやろう、 という気遣いと、やはりそうは言っても何と気の毒なことか、 という哀れみ、悲しみを見事に融合して表現しています。 こういう役をやらせたら仁左衛門の右に出る役者がいるかどうか、 まさに当代随一、絶後の役者ぶり、堪能できて幸せな時間でした。 |
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2006-10-23 Mon 18:13
歌舞伎座の芸術祭十月大歌舞伎夜の部、そして国立劇場の
元禄忠臣蔵第一部と、今月はどちらも忠臣蔵が上演されます。 歌舞伎座は仁左衛門が勘平、国立劇場は吉右衛門が内蔵助。 観に行かないわけにはいきません。 まずは歌舞伎座。 仮名手本忠臣蔵、五・六段目と、髪結新三。 仁左衛門が花道を出た瞬間、薫るみずみずしさに驚きました。 60を越えてなお、あれだけの若々しい姿を見せられるというのは 並大抵の事では無いはずです。 漆黒の暗闇、雨、という状況設定ですが、彼が 登場するや否や雨に濡れた土の匂いが感じられるほど。 自分が撃ち殺したのが義父だと悟った(勘違いした)後の 勘平の苦しみは真にこちらの心に迫ってきます。 だからこそ、疑いが晴れたときの笑顔に、観客は 悲しみと切なさをかき立てられるのでしょう。 既に刀を腹に突き立てた後。疑いが晴れても勘平が 命を落とす運命であることに変わりはありません。 それでも断末魔の苦しみの中、本当に晴れ晴れと嬉しそうに 笑うその顔! 雨ではなく納豆でも被ったような海老蔵の定九郎、 心ここにあらずに見えた菊之助のお軽、 一本調子で元気が良すぎる家橘のおかや、 と、今ひとつ周囲に恵まれていませんが、 それでも満足できるこの芝居。 上方の演じ方と江戸のそれを仁左衛門独自のやり方で 融合させたことで、爽やかで柔らかい、本当に素晴らしい 勘平でした。 髪結新三については何と言えば良いか・・・。 例によって、幸四郎の演技は純粋に「歌舞伎」という 視点で見ると、不満を持つ方も多いかと思います。 しかし、私が楽しめなかったかと言えば、寧ろその逆。 幸四郎のセリフの間の取り方、動き、表情、どれも とても楽しかったのです。 こんな事を書くと、歌舞伎は「楽しめれば良い」と言う ものではないと叱られそうです。全くその通り。 新三は登場するときからチンピラどころか 立派な大悪人にしか見えませんし、大家との掛け合いは まるでTVのコントを見ているよう。 歌舞伎としては相当駄目な芝居なのでしょう。 だから、とても複雑な気分になったのです。 頂けなかったのは大詰。 幸四郎の新三と段四郎の源七が橋のたもとで威勢良く 啖呵を切り合う気持ちの良い場面のはずなのに、 セリフが全く入って(覚えて)いないので、 まるで爽快感がありません。 夜の部の締めくくりなのですから、もうちょっと 何とかして欲しかったと思います。 次回は国立劇場について、です。 |
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2006-10-02 Mon 17:14
秀山祭、夜の部。
「菊畑」 複雑な人間関係で、正直話の筋が今ひとつ判らず、 途中で意識を失いました。 こういう演目は演技を楽しむと言うよりは、役者の姿や 台詞回しを楽しむものなのでしょうが、今ひとつ のめり込む事が出来ませんでした。 まだまだ全く勉強が足りないと言うことですね。 「籠釣瓶花街酔醒」 福助の見初めの笑みは、些か下品というか、気持ち悪いというか。 しかし、流石に歌右衛門から教わった八橋だけあって、全体としては 非常に良い八橋だったと思います。演技が非常に分かり易く、特に 愛想づかしの後、部屋を出て戸を閉めた後の思い入れたっぷりの姿は 観ていて哀れを誘います。 吉右衛門の次郎左衛門は本当に素晴らしいの一言。 前半の幸せそうな姿が、愛想尽かしの悲哀を一層高めます。 血を吐くような「おいらん、そりゃあんまり袖なかろうぜ」から始まる 名台詞は、最早絶品の域に達し、観る者の心を引き裂かんばかり。 八橋が去った後、呆然としながら帰り支度をする姿、周囲の優しさに 深い感謝を見せつつも、心は既にそこにはなく、 後の惨劇を予感させるが如き不気味な表情すら浮かびます。 その感情の変化が実に自然で、ひたすら次郎左衛門の心情に 引き込まれて行くばかり。 そして大詰。和やかな廓の情景にもかかわらず、どこか危うい 緊張感が漂います。 その緊張感は、徐々に陰惨な空気に変わって行き・・・。 「この世の別れだ」の台詞の恐ろしさ!まるで地獄の底から 漏れ出すような声で、私は全身総毛立ちました。 その後八橋を斬り倒すまではもう一気呵成、 息をするのも忘れるほどの緊迫感で、ひたすら眼前で 展開する惨劇を見つめるばかり。 斬った後の刀に魅入られた姿も恐るべきもの、 しかし決して「妖刀のせいで」殺人を犯したのではなく、 次郎左衛門の愛情と怒りと悲しみと憎悪に刀が呼応したように 見えました。 「・・・・籠釣瓶は、切れるなぁ」 戦慄の一言で幕切れとなります。 「鬼揃紅葉狩」 玉太郎の可愛らしさを堪能しました。 染五郎は体調でも悪かったのでしょうか?肩で息をしているように 見えましたが・・・。姿は美しかったですが。 打ち出しとしては、派手で楽しくて良いのかも知れませんが、 正直籠釣瓶を観た後でこれを観るのはちょっと・・・。 |
